金利について一通り勉強。どうせ忘れるから以下備忘。
金利が動く流れとしては、
・物価上昇(為替差)or株価上昇or景気上昇で、政策金利が上がりそうとなった際に、既発国債の利回りが上昇。
・既発国債の利回りが上昇すれば、新規国債の利回り上昇、長期固定住宅ローン金利上昇、企業向け長期貸出金利上昇。
・実際に政策金利が引き上げられれば、短期預貯金金利上昇、企業向け短期貸出金利上昇、カードローン金利上昇。
金利が上がると、
・企業の借り入れコストが増えるので借金が多い業界は不利。商社、小売、建設、不動産。新興国も。
・成長株は不利、割安株は影響ほぼなし、銀行株や証券株は有利。
・(現役世代の)住宅ローンの返済額が増加するので、家計圧迫、住宅投資は抑制。ローン返済終わって、預貯金がたくさんある引退世代は有利。
・金利差による為替レート変動。物価に影響。
・預貯金や債券投資の魅力が上がる。
・既存の債券価格が下がるため、債券ファンドが下がる。超短期は問題ないが。MRF(マネーリザーブドファンド)。
・国の財政に悪影響。現在1%の上昇で3兆円の追加コスト増の試算。
感想や留意点
・外貨資産保有は、為替取引のスプレットが小さいドルの1円でも往復2円は結構でかいね。1%位持ってかれる?ドルで持っときゃ良いんだけど。
・全ての始まりは、米国の雇用者数、消費者信頼感指数、ISM製造景気指数が始まりか。その後は米国10年債と3ヶ月ものTBのアメリカ金利が反応して、日本の10年もの既発債金利に影響か。
・10年で2倍は7.2%、10年で半値は6.7%。生活費をマイナスにしないことがいかに大事か。
・金利上昇期は変動金利で運用。下降期には固定金利で運用。ローンは逆。
・金利が上がると債券価格が下がる。卵を産む鶏。多くの卵(利子、高いクーポン)を産む高品質な鶏(新発債)が出てくると、手持ちの鶏(既発債)の価値は下がる(債券価格が下落して既発債の市場利回りは上がる)。
・イールドカーブの傾きで景気判断。
・債券投資するなら満期までの期間の価格変動性(デュレーション)留意。
考察
トランプで、移民対策で賃金上昇の物価高、関税導入合戦のブロック経済世界で物価高、となり好景気のアメリカ経済で、経済を冷ます利下げよりも物価高による利上げに転じると世界経済やばし。世界中を巻き込んだバブルに発展。
その時に日本がリスクヘッジとみなされるか。なぜ昔は有事の日本と言われた?
金が上がっているのもその不安からか。暗号通貨もその便乗。暗号通貨は税金高いからやらないけど。
生活防衛株と対策をしとこうか。物価が確実に上がり、経済不安が強い状況で離職はタイミングが悪いが。笑 まぁ人手不足で色んな所で勉強するには良い環境になりそうだし、特に心配いらんかも。
廃業もかなり多くなりそう。人手不足の中、効率の悪い小規模中小企業がなくなっていくことは良いことだろう。
勉強後の学びは以上。
リベ大本が水曜日発売だったが、沖縄は相変わらず月曜発売とのこと。四季報も大体金曜日発売だけど、月曜にしか発売しない。鮮度が大事な情報はネットで取得すべきだろう。中長期投資の今は特にそんな場面もないけど。次回はリベ大読み感想。
しかし、休日の勉強後の心地いい達成感の正体はなんだ?平日の仕事終わりには感じたことないが。そういう意味でも、終了後に達成感を味わって収入を得られるように頑張ろう。
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