今後のスケジュールとしては、7月末に退職。その後通いたい職業訓練校の近くに住む予定(車で片道1時間、バスで2時間かかるので中古の軽自動車を買うよりは、時間を買うつもりで。あと決定打ともいえる近所に自習ができるいい図書館もあったので。)なので廃墟に住むのは来年の4月から予定。
退職前に部屋探しと引っ越しして、学校が始まるまでの期間(落ちた場合の検討も)の段取りや役所調整をどうするかはこれから検討。
隙間時間に退職して住む廃墟について、自分でできない修繕を依頼するための知識として、2冊読み。あとはミニマリストの本を久しぶりに読んだ。
「リフォーム業社からの見積書が高いと感じたら読む本」
・1番安い業者は危険。見積もりに無い追加工事の請求がある。剥がして職人の判断がないとわからない。見積書に「状況に合わせて追加工事が別途ある」の一文で裁判にも負けない。壊した後に工事が進まないと言われる。上乗せ前提。
・500万以下の工事はリフォーム業の資格や免許がいらない。
・一括見積もりサイトは、リフォーム会社から仲介手数料をもらっており、業者の審査もしていない。料金に広告費も乗ってくる。
・口コミは代行サービスがあるから、規模にそぐわない口コミ数と高い評価のところは注意。2023年10月から第三者を装った宣伝(ステマ)は違法。悪い口コミを消す業者もいる。
・躯体以外を入れ替えるスケルトンリフォームは、設計する分、新築並の価格になりがち。水回り設備などのパック料金は、どんぶり勘定で、最初の内容では工事が完了せず、追加料金でがち。
・建築業界のセオリー「職人の仕事ぶりは値段通り」。安い多能工はやり直し工事が多い。
・リフォーム業は真面目にやるほど儲からない。参入障壁が低い。悪徳リフォームは儲かる。壊して直したり粗悪な材料を使ったり。不動産系や多角化系のリフォーム会社は工事を下請けに丸投げなので質が悪い。技術はピンキリだけどリフォーム専門業者から選ぶのがいい。
・まず、良さそうなリフォーム会社を10社選ぶ(ネット、雑誌、知人。チラシや業者間の紹介(キックバックあるし)はNG。口コミ、可能エリア、事例、価格が安すぎず適正かなどで判断。)。業者比較シート(業者種別、営業年数、保証、許認可、強み、担当者の印象、下請けの存在)を使い3社に絞る。3社に見積もりを依頼し、1社に選ぶ(価格が明記された資料があるか、打合せ記録があるか、CGやVRプランがあるか、現地調査をしたか、契約書があるか、業者が加入している保証があるか)。湿気対策など、提案をメモしてあとで調べて判断。
・現地調査をした上で見積もり作成をしてもらい、細かいところを聞いても答えてくれるところに。めんどくさがったり、やり過ごしたりするところは危険。業者との打ち合わせの質疑応答は細かくちゃんとやれ(見積もりの詳細や備考欄の説明はもちろん、流れ、期間、過去の施工事例の部分的な質問、契約書の発行、近隣あいさつや役所の申請など)。
・見積もりの確認箇所。契約条件、会社に関する情報、リフォームの内訳、管理費用、処分費用、諸経費
・諸経費は見積もりの8%が標準。交通費や駐車場代など。高いところ注意。
・見積書でどんな工事をするのか、数量や単価の記載、超アバウトな金額でない、期間限定割引がない。モニター割引も注意。初回見積もりの安さは落とし穴。
・完了確認はチェックシートを作って。色のイメージ違いが1番多い。新設備の説明もよく聞いて。
・一戸建ての全面フルリフォームの相場は250万〜400万。1000万かかることも。
・目的と優先順位を決める。今の不満を部位ごとに整理。どうしたいか。半年以上かけて計画する。
(感想)
・住みながらメンテしたいし、自由にカスタマイズを繰り返したい。建材も自分で選びたい。お金はかけず時間をかけてゆっくり楽しみたい。
・不要な工事を判断できないのが痛い。
・自分で一通りいじれるように、第二種電気工事士、管工事施工管理技術士2級の知識ほしい。。
「住まい大全」
・家事の動線や部屋ごとのプランなどまだまだ。パッシブデザインで高性能住宅を。現状活かしの低コスト機能性特化で。
・WIFI対応の防犯カメラつけとこ。
・リフォーム代金の前払いが多いと倒産リスク見極めて。
・停電しても電気の充電ができるので太陽光はつけたい。トータルコスト、回収期間、リスク、リターンの洗いだし。電気代と売電価格とメンテナンス費用を確認して。
・食洗機の方がお湯代節約?ガス代と電気代と水代と洗剤代と時間でトータルで確認して。人生で食器洗いの時間を0にできるのはすごくいいかも。手も荒れないし。沖縄では別にか。家族なしだからちょこちょこ洗いになるし。
・無垢材の木の床は掃除しにくい。
・補助金で窓を刷新する?エアコンつけないなら意味ないけど。一部屋だけ超快適な自習室を作りたいけど。
・火災保険、名義変更。補助金確認。
「ほんとうのシンプル」
・古い家具は家族の歴史(機織り機とか捨てづらいな)。古いものはすぐには作れないから価値がある。
・道具の選定基準は、シンプルで素朴で自然で落ち着いているもの。デザイナー毎の哲学を勉強して、食器や家具を統一するのも。気に入ったいいものを10年以上使う。中古でも。
・食べ物や必要なものを自分で作る。不要になったものを別のものに再生させる。
・お金を使わない、特別でない日常に喜びを見出す。
・何もない場所に良質な静けさがある。何もしないという贅沢な時間を過ごす。
・服にお金をかけるのは自信のない証拠。機能性と合理性(時代遅れにならない)を重視。体型や年齢にあった自分のスタイルをもつ。クリーニングに出すようなものは買わない。
・忙しく見せたいのは虚栄心。自分に自信がないのかも。他人に勝つことではなく、自分のやりたいように自分らしく生きるべき。実直、正直でいることの楽さ。
・お金の不安は、未来に対する漠然とした不安。額の大きさでは解決しない。最低限の収入さえあればいい。健康や自然やりたい仕事など今ある幸せで心を満たせ。
・お金は、「基本的なニーズに対して払うこと」「予期しないイベントや費用のため」にあるのみ。お金持ちと心の豊かさは違う。お金をかけない豊かさはたくさんある。
・所有ではなく、シェアすれば買わないでいい。中古で買って不要になれば売るなど。
・運動をして健康な体でいることは幸福をもたらす。
・ベトナムの禅僧ティック・ナット・ハンの教え、「モノにあまり執着しないこと」「過剰に食べ物や飲みものを摂取しないこと」「人生と仕事であまり多くのプロジェクトを抱えないこと」。「朝、目覚めてほほえむ。まあたらしい24時間が私の前にある。一瞬一瞬をじゅうぶんに生き、すべての生きとし生けるものに、慈愛のまなざしを向けることを約束する」(朝起きたときの歌)。今現在の行動に集中することが「瞑想」。
・くらべず、執着せず、自分らしく。
なかなか参考になりました。次回は今年の細かい段取りとか株の検証してみたい。ではでは。
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